ある調査結果をベースに、女性がヘアスタイルに関し、どのような意識を持っているか考察します。
下記は20〜30代の働く女性を対象にした質問内容と調査結果です。
・「ヘアスタイルの完成度によって、女性の印象は変わると思いますか?」
95%が、印象が変わると回答。
・「ヘアスタイルが思い通りになると、女性の魅力は何割増しになると思いますか?」
平均回答「4.2割増し」
ヘアスタイル次第で、魅力が大きく変わると考える女性が多いようです。
4.2割り増しというのは感覚値ではありますが、ヘアスタイル次第で自分の魅力が140%も引き出されると考えているのは、とても大きな感覚値だと言えます。
逆に、スタイリングが思い通りにならない場合には、精神面にも影響がおよんでしまうようです。
・「ヘアスタイルがキマらずに気持ちが落ち込んだことがありますか?」
79%が、気持ちが落ち込んだことがあると回答。
・「ヘアスタイルの完成度は、その日の仕事におけるモチベーションに影響をおよぼすと思いますか?」
80%が、「そう思う」と回答。
その日のヘアスタイル次第では気持ちも落ち込み、仕事自体にも影響が出てしまうのがうかがえます。
しかしながら、肝心のスタイリングの腕前には自信がない女性が多いのも事実です。
・「スタイリングに苦手意識がありますか?」
84%が「そう思う」と回答。
また、「メイクやファッションはキマっているのに、ヘアスタイルだけがキマっていないことがある」という女性も87%と約9割となりました。
そこで、サロン(美容室・理容室など)帰りのヘアスタイリングの仕上がりを100点とした場合の判断で下記調査結果があります。
・「普段、自分で行うスタイリングの仕上がりは何点くらいだと思いますか?」
平均回答「54点」
女性たちのセルフスタイリングの完成度は、サロンの仕上がりの半分程度ということになります。
それでは、女性たちは普段、どのようなヘアスタイリングをしているのでしょうか。
・「普段ヘアスタイリングで使うアイテムはなんですか?」
1位 ドライヤー(85%)
2位 ヘアブラシ(82%)
3位 ヘアアイロン(44%)
5位 ヘアオイル(41%)
6位 ヘアワックス(41%)
・「使用しているスタイリングのアイテム数は?」
平均「5.8」アイテム
・「ヘアスタイリング剤を使っている割合は?」
77%がヘアスタイリング剤を使用していると回答
スタイリング剤を中心とした多くのアイテムを使っているにもかかわらず、ヘアスタイリングがうまくいかない女性が大半であると言えそうです。
実際に、「スタイリング剤だけでは、スタイルをキメるのに不十分だと感じることがある」女性も68%にのぼりました。
そこで、「普段のヘアスタイルの完成度をもっと高めたいと思いますか?」と聞いたところ、88%と約9割の女性が「そう思う」と回答。
ヘアスタイリングに苦手意識を感じながらも、何とか完成度を高めたいと考えている女性が多い様子がうかがえます。
この調査結果で分かったことは、女性にとってヘアスタイルは、その日の気分や仕事のモチベーションをも左右する重要な要素であること。
サロンのような仕上がりを維持したいが、それが困難であることがわかりました。
この結果を受けて、サロンの皆様はどのように感じますか。
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