美容サロンは物販店や飲食店、アパレルショップ等と大きく違う点は、人につく商売だと言われます。
もちろん顔なじみの飲食店や仲の良い洋服屋さんに、店員に会いたいから行く、というのはもちろんありえますが、その中でも美容サロンは「この人に施術してほしい」というのが色濃く出る業界です。
何十万人と働いているこの業界で、指名してくれる顧客を獲得することは至難の技といえましょう。
今回は、指名顧客を獲得する演出についてご説明します。
個人の価値を高める演出方法は下記が挙げられます。
今回は、1の魅せ方についてご説明いたします。
指名客を効率的に獲得するには個人を魅力的に見せる演出が必要です。
アパレルショップで例えると、おしゃれにコーディネートされたマネキンのようなもので、最大の魅力を引き出すことによって全ての洋服を買いたくなるような手法です。
個人が最も輝いているシーンを演出すると、価値が大幅に高まり、お客は今後もこの人にお願いしたいという心理にかられます。
まず、ある美容師の技術の見せ方の例ですが、カウンセリングで施術イメージがついた後に必ずすることがあるそうです。
それは、目をつむって頭の骨格を触ることです。
骨格を把握するということは重要なことですが、目をつむる必要はありません。
意図的に目をつむることにより、この人はすごい技術者だと思われる演出をしています。
技術だけでなく、仕事中のヘアスタイルやファッションなどで演出するのも一つの方法です。
飲食店では、料理そのものではなく、盛り付けや器で価値を上げるというのが非常に効果を上げるように、見た目で信頼を得るのも一つの方法です。
ようは、素で接客するのと、最も輝いているシーンを魅せるのでは、明らかに指名顧客の数が違ってくるということです。
何十万人とライバルがいる中で、指名顧客を獲得するには、それ相応の魅せ方という演出が必要です。
ただしここで重要なのは、顧客のニーズにマッチしている魅せ方であることです。
ニーズにマッチしていない見せ方をしてしまうと、逆に信用を失いかねないリスクもはらんでいます。
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