税務知識を深め、無駄のない会計処理
経営されている皆様はご存知の通り、美容サロンの記帳は容易です。
サロンごとに売上と支出をまとめ、会計ソフト等を使用し数字を打ち込めば、今は会計ソフトが損益計算書も貸借対照表も自動的に作成してくれます。
今はクラウドで管理できる安価なアプリもあり、美容サロンの記帳はそれで事足りるでしょう。
毎日と月の売上を集計し、支出を科目ごとに振り分ければ記帳自体は終了です。
税理士に記帳を委託する手段もあり、記帳自体の時間が取れないオーナーは丸投げしてしまうという方法もあります。
サロン規模によってどういった手段を選択するかは異なりますが、ある程度の知識で簡潔する、容易な作業といっていいでしょう。
売上を上げ、利益が出れば、そこに税金がかかっきます。
なるべく税金を最小限に留めたい、もしくは払いたくないと思っている方は多いでしょう。
会計処理上赤字にしてしまえば、法人以外は税金を免れることができます。
決算時期に節税対策をし、税金を免れるサロンも多いかと思います。
しかし赤字にすると、金融機関や取引先など、対外的な信用は失います。
新たな広告宣伝費や人材確保、店舗拡大などする際、赤字のサロンは融資を得るのが難しいでしょう。
ただし赤字でも、一過性のものや、将来利益が拡大するような投資をし、今後売上の増大が見込める場合などは融資を得られる可能性はあります。
それでも一般的には審査が厳しくなりますので、税金を免れたい為にあえて赤字にするということは、今後の経営を大きく左右することでしょう。
今後何十年と経営していく中で、融資を必要とする時期や、対外的な信用があるからこそ経営できる場面は必ずあります。
それを計画立てて行うのか、予期せぬ事態で資金が必要かはありますが、最小限の税金で黒字経営をしていくことは重要です。
無駄な税金は払わず、適切な会計処理を行っていくことが経営の根幹になってきます。
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