開業資金の準備、資金の調達先、失敗しない資金計画
美容サロンを開業するには、物件費用、内装費用、美容機器、広告宣伝費、設備費、材料費など多額の資金が必要です。
資金計画には、何にどれくらいの資金が必要なのかという具体性と、調達先はどこにするのかという融資先の選定をしなくてはいけません。
何より無駄なコストを使わないためにも、資金計画を立てましょう。
自己資金として用意する額は、開業資金の3分の1が目安になります。
しかしそこまでの自己資金が用意できなかった場合でも開業できるケースはあります。
公庫と銀行を並行して審査を進めたり、美容器具のリースやローンを検討したりと、資金の調達先を把握することにより、自己資金が少ない場合でもオープンできる可能性は高まります。
自己資金に余力があったり、身内から借りたりし、開業時に融資を受ける必要がない場合があります。
そのような場合でも、少額でも融資を受けるという選択があります。
それは、いったん融資を得て返済実績をつくっておくと、次回の資金調達が容易になるという利点があります。
いままで社員として雇用されていた時とは違い、個人事業主になると保証もなにもなくなりますので、クレジットカードすら作れなくなる可能性があります。
保証がなくなってしまう分、いかに金融機関の信頼を得て経営していくのか、という点が重要になってきます。
多店舗展開する際はもちろんですが、更なる広告宣伝や人材採用など何かに資金が必要な時は、開業時に借り入れし返済実績をつくることによって今後の資金調達が容易になります。
新規起業時に公的機関に融資を得られる可能性は30%程というデータがあります。
今まで経験や実績があり、顧客もついているから借りられるだろうという甘い考えは禁物です。
綿密な事業計画書を作成し、面談でしっかりと事業内容を伝えていかないと難しいでしょう。
資金が確定しないと計画が全て白紙になってしまいますので注意が必要です。
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