お客様の心に響くメニュー、料金設定
メニューや料金設定を確定する要素として、開業地近隣の競合を調べることは重要なことです。
以前から存在する競合店舗は、その地域に合ったメニュー、価格展開をしているので、開業エリアに受け入れられていると言ってもいいと思います。
まずはそこから見習うのも重要ですが、同じメニューや価格にしたところで差別化要素がなく、新規客の集客が難しくなるでしょう。
競合を意識した付加価値メニューの導入、価格設定をすることによりかなり有利になってきます。
そう考えると競合を知ることは、より付加価値要素を導入できる材料になり、優位性が高くなるのです。
競合といっても、自身のお店のコンセプトに似通っていないお店は競合と言えません。
例えば、30代の所得も美意識も高い女性をターゲットにした場合、そのようなコンセプトのお店がどれくらいあるのか把握することが必要です。
よく、子供からお年寄りまで幅広く来て欲しい、というサロンがあります。
そのような場合は、「あえて」間口を広くするという方法になります。
老若男女ターゲットとなると、いわゆるファミリーサロンのようなイメージになってきますので、洗練されたデザイン性はあえて落とし、家族揃って入りやすいお店にする、という方法になるかと思います。
ある都内有名女子大生の近隣にサロンを出店された方がいらっしゃいました。
その方は迷うことなく、その女子大生をターゲットにしたのです。
まず、都内有名女子大生というと、美意識は高めなのではないかと仮定できます。
美容にかけるお金は多少あるが、所得の高い大人のように月の美容代に何万円も使えない現状も仮定できます。
都内有名女子大生の通いやすい価格、けれど安過ぎず美意識の高いメニューを取り揃える。
ターゲットを明確にすることにより、メニューや料金設定も具体性を増していきます。
そのサロンは現在も収益を上げ続けています。
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